【9/22発売開始!】ACE x ショコラティエ パレ ド オールのコラボレーション新作チョコレート
ショコラティエ パレ ド オール三枝俊介シェフとACEのコラボレーションによる、新作チョコレート「ガーナ スマイル カカオプレミアム」シリーズがいよいよ9月22日(木)より「パレ ド オール」の 全国店舗で発売になります。
ACEのカカオ生産地を支える活動
ACEでは、児童労働が常習的に行われてきた、世界第2位のカカオ生産国ガーナのカカオ生産地において、2009年から児童労働や人身売買から子どもたちを救出し、子どもの教育や貧困農家の収入向上を支援する活動を続けてまいりました。その活動の一環として、村の住民や農家と協力して、カカオの生産に児童労働がないことを継続的にモニタリングする仕組みを作ることで、チャイルドレイバーフリーのカカオ豆(*2)を生産することに成功しました。
ACEは、児童労働の慣行をなくすためにはサプライチェーンの下流にいる消費国からの働きかけが重要と考えており、その契機とするために、商社の協力を得て、このカカオ豆の日本への輸入を模索してまいりました。そのカカオ豆が今年3月に初めてガーナから日本に輸入され、このたび三枝俊介氏が清里の工房でチョコレートに仕上げました。ショコラティエがチャイルドレイバーフリーの豆を使いビーントゥバーチョコレート(*3)を製品化するということは、世界でもあまり例のない取り組みです。
チャイルドレイバーフリーカカオを使ったチョコレート
三枝氏が商品化したビーントゥバーチョコレート「ガーナ スマイルカカオプレミアムビーントゥバー」と、ボンボンショコラのセット「ガーナスマイルカカオプレミアムボンボンシショコラ」は、同氏が経営する高級チョコレート専門店のアルチザン パレ ド オール、ショコラティエ パレ ド オールの全国の店舗を通じて、9月22日(木)から販売されます。ひとりでも多くの方に味わってほしい、心にも美味しいチョコレート。プレゼントにもおすすめです。
これら商品の売上より1商品につき200円が児童労働をなくすための活動支援としてACEにご寄付いただけることになっております。
*注
1)児童労働とは、15歳未満の子どもの義務教育を妨げる労働や18歳未満の子どもによる危険有害労働を指し、国際条約や各国の法律で禁止されています。世界では1億6800万人(2013,ILO)、ガーナのカカオ生産地では92万人(2015,Tulane University)の子どもが児童労働を余儀なくされています。
2)認定NPO法人ACE(エース)がガーナ、アシャンティ州のカカオ生産地で児童労働をなくすためのプロジェクトを実施した地域で収穫された、国際フェアトレード認証カカオのこと。ACEがプロジェクトを実施した村では、地元住民が地域に児童労働がないことを継続的にモニタリングする仕組みを作っています。
3)「豆からバー(板状)になるまで」という意味の通り、チョコレートの作り手がカカオ豆の焙煎から加工、チョコレート製造の全工程を自社の工場で行うチョコレートのこと。アメリカやヨーロッパなどでブームを巻き起こし、日本でも近年ブームとなってきています。