児童労働とは

書籍「子どもたちにしあわせを運ぶチョコレート。世界から児童労働をなくす方法」

新刊「子どもたちにしあわせを運ぶチョコレート。--世界から児童労働をなくす方法」カバー写真収獲されたカカオ豆は、やがておいしいチョコレートになっていきます。でも、カカオ畑では、たくさんの子どもたちが過酷な労働を強いられています。2009年、ACEがカカオの一大産地ガーナで始めた児童労働をなくす「スマイル・ガーナ プロジェクト」は、森永製菓の「1チョコ for 1スマイル」のキャンペーンと協働して、児童労働のない「しあわせを運ぶチョコレート」が発売されるまでになりました。

チョコレートと児童労働──私たちを結びつけるすてきな物語!

出版社:合同出版
発行日:2015年2月14日
定 価:1,400円+税
著 者:白木朋子
ISBN:978-4-7726-1112-1

『わたし8歳、カカオ畑で働きつづけて。』待望の続編

2007年に出版された児童労働問題の入門書『わたし8歳、カカオ畑で働きつづけて。』の続編として、ガーナのカカオ生産地域での児童労働の現状と問題解決に向けた取り組みを紹介した一冊。

この本を読めば、チョコレートの歴史やガーナのカカオ生産地域での現状、子どもたちを児童労働から守るためのガーナと日本での取り組み、フェアトレードが目指す未来のカタチ、企業との協働、「児童労働のないチョコレート」ができるまでの経緯など、児童労働をなくすためのヒントがきっと見つかるはず。

カカオの国の子どもたちを守るため、著者が「しあわせを運ぶチョコレート」に込めた想いの一端を、ぜひ感じ取っていただけると幸いです。

2019年1月、第3刷決定!

『子どもたちにしあわせを運ぶチョコレート。』は
ACEオンラインショップで販売中!

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目次

この本を読むみなさんへ
第1章 カカオの国で働く子どもたち
第2章 カカオがチョコレートになるまで
第3章 カカオとチョコレートの歴史
第4章 児童労働を生み出すカカオと貧困の関係
第5章 カカオ畑から児童労働をなくすとりくみ
第6章 「児童労働のないチョコレート」のために世界は動き出した
第7章 日本で「児童労働のないチョコレート」ができるまでの道のり
第8章 わたしたちにできること
あとがき
参考文献

作者紹介 白木朋子(しろき・ともこ)

認定NPO法人ACE副代表。
1974年宮城県生まれ。

宮城学院高等学校、明治学院大学国際学部卒業。ロンドン大学東洋アフリカ大学院国際教養ディプロマ課程(開発学、比較文化学専攻)、サセックス大学・文化環境開発研究所(CDE)開発人類学修士課程修了。大学でインドの児童労働を研究後、ACE設立メンバーとして、1997年12月より活動開始。民間企業を経て、2005年4月から2021年11月までACE事務局長を務める。2021年に事務局長を退任し同副代表に就任。ガーナでのプロジェクト立案、国内外の企業との協働、国内での講演、執筆など、幅広く活動している。

本の帯にはノーベル平和賞を受賞されたカイラシュさんのメッセージが

「私はすべての政府、国際機関、企業、宗教指導者、市民社会、そして私たち1人ひとりに呼びかけます。子どもへのあらゆる暴力、子どもの奴隷、人身売買、児童婚、児童労働、性的虐待、そして非識字を終わらせ、この文明社会からなくしていくことを。みなさん、それは可能なのです」(本文より)

児童労働をなくすために、2014年ノーベル平和賞受賞者のカイラシュ・サティヤルティさんもこう言っています。

「私はすべての政府、国際機関、企業、宗教指導者、市民社会、そして私たち1人ひとりに呼びかけます。子どもへのあらゆる暴力、子どもの奴隷、人身売買、児童婚、児童労働、性的虐待、そして非識字を終わらせ、この文明社会からなくしていくことを。みなさん、それは可能なのです」(本文より)

『子どもたちにしあわせを運ぶチョコレート。』は
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本でも紹介している「児童労働のないチョコレート」について

森永製菓が国際フェアトレード認証チョコレートを通年販売『子どもたちにしあわせを運ぶチョコレート。』でも紹介している森永製菓「1チョコfor1スマイル」キャンペーンを通じて、ACEが支援した地区で収穫されたカカオを使った国際フェアトレード認証チョコレートが販売されていました。※現在は販売終了

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