朝日新聞「あの人とこんな話」を読んでいただいたみなさまへ

2011年5月30日の朝日新聞「あの人とこんな話」をご覧いただいたみなさまへ。この度はACEのウェブサイトにアクセスしていただきありがとうございます。

2011年5月30日　朝日新聞朝刊　求人欄「あの人とこんな話」掲載

「朝日新聞「あの人とこんな話」－児童労働の実態を知って行動せずにはいられない」

2011年3月11日の大震災以降、日本そして世界の関心が日本に集まる中で、これまで忘れられがちだった人たちの存在はますます私たちの日常生活から遠ざかっています。日本のODA（政府開発援助）削減をみても、この時期に国際協力の必要性を理解してもらうことはなかなか難しいのが現状といえます。このような状況で、普段忘れられがちな途上国の子どもたちが直面する問題が、ますます人々の意識から遠ざかり、優先順位が下げられ、その間にどんどんと悪い状況になってしまうのではないかと心配しています。

そんな中、記事を見てここまでアクセスしてくださったこと自体に、感謝感激です。

ACEでも、今回の大震災を受けて何かしなければと宮城県山元町の災害ボランティアセンターに運営支援者を派遣しています。まさに今私はその山元町におります。目にした被害の甚大さはもちろんのこと、日々のなにげない会話から、改めてこの災害がいかに山元町のみなさんの日常を奪っていったのかを何度も思い出させられます。

いま日本は原発の問題という緊急事態を抱えながら、復興に向けての歩みを進めようとしているところですが、その中で、世界の中の日本という意識とプライドを持ちながら、私たちが果たすべき世界への約束や責任も果たしたいと思っています。それはACEにも言えることで、東北地方への支援活動という新たな活動を抱えながらも、やはり児童労働の問題をいかに伝え、「遊ぶ、学ぶ、笑う」のあたりまえが世界の子どもたちに実現できるよう、ACEのミッションを着実に遂行していく必要があります。

ぜひ、ACEのウェブサイトから資料請求をしていただけると幸いです。このサイトを見て、ACEの理念や活動に共感していただけたなら、ぜひACEの支援者となって児童労働の撤廃に向けた活動を共に歩んでいただけると幸いです。ぜひご自身にあった支援方法を見つけてください。

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