湘南学園「チョコプロ」が文化祭で児童労働の展示・上映会開催
湘南学園「チョコプロ」が文化祭で児童労働の展示・上映会開催
神奈川県藤沢市にある湘南学園の生徒たちによるグループ、「チョコプロ」の活動をご紹介します。
地理の授業の中で「チョコレートから世界を見よう」というテーマでガーナの児童労働が取り上げられたことがきっかけで、当時の中学一年生を中心に約30人のメンバーが集まり立ち上げた「チョコプロジェクト」、通称「チョコプロ」。
チョコプロのメンバーは、授業や部活動の合間を縫って活動をおこなっています。まずは児童労働についての学びを深めるため2018年8月にACEが開催した若者向けのイベント に参加し、グループワークに積極的に取り組みました。その後ACEスタッフによる出前授業も受けて、参加型ワークショップで児童労働について学び、自分たちにできることについて考えました。これらを通じて学んだことを活かし、学園祭では児童労働についてのポスター展示をおこない、藤沢駅での募金活動もおこないました。また、バレンタインシーズンには、自分たちでクラウドファンディングを立ち上げて集めた資金で、映画『バレンタイン一揆』 (ACE製作のドキュメンタリー映画)の上映会とフェアトレード商品の販売を校内でおこない、大盛況を収めました。
そんなチョコプロの活動が、料理通信社の雑誌「The Cuisine Press」に掲載されています。ぜひご覧ください。
湘南学園の中学生が取り組む 「幸せを届けるチョコプロジェクト」
この記事の中に、チョコプロのメンバーの思いもつづられています。
「中1の自分にはまだ何もできないと思っていたけれど、みんなで力を合わせれば何でもできるとわかった」
「チョコプロ以外のことにも積極的に取り組むようになった」
「安さより、どんな人がどんな場所で作っているかを気にするようになった」
授業がきっかけで始まった取り組みが、生徒たちの自発的な活動となって広がっています。チョコプロの活動を、これからも応援しています!
あなたにも、できることがあります!
児童労働をなくすために、学校として・学生として、あなたにもできることがあります!ぜひ「何かしたい!」という気持ちをカタチにしてみてください。
児童労働について学びたい!もっと知りたい!
学校でできること、たくさんあります。
- カテゴリー:報告
- 投稿日:2019.07.24