シンポジウム「経済のグローバル化と児童労働と企業のCSR」

シンポジウム「経済のグローバル化と児童労働と企業のCSR」

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開催日 2006.06.08
開催場所 立教大学池袋キャンパス

経済のグローバル化と児童労働と企業のCSR

6月12日は国際労働機関(ILO)が定めた「児童労働反対世界デー」。2億1800万人にのぼる過酷で搾取的な労働に従事している子どもたちの児童労働問題を世論や政府に訴える催しが世界各地で行われます。

シンポジウムでは、インドの児童労働・人権活動家、カイラシュ・サティヤルティ氏(児童労働に反対するグローバルマ―チ代表)が、アムネスティ日本の招待で来日。元児童労働に従事していた子どもも体験を話してくれます。

日本企業とNGO間の協働を模索

グローバル化における児童労働の実態と、児童労働に対する企業のCSR活動とNGOの取り組み等について大学生、企業関係者、一般市民とともに考えます。第 1部は、カイラシュ氏および元児童労働者の子どもがインドの実情について基調講演を行います。第2部では、会場参加者、インド側ゲスト、日本の企業および NGOを交えパネルデスカッションを行います。

シンポジウム概要

日時 2006年6月8日(木)18:40~21:00
会場 立教大学池袋キャンパス 8号館 8304号室
参加費 無料
主催 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科
共催 特別非営利活動法人ACE、社団法人アムネスティーインターナショナル日本
協力 立教大学国際協力サークル、アジア・コミュニティ・センター21、児童労働ネットワーク(CL-Net)
協賛 株式会社東芝、松下電器産業株式会社、株式会社資生堂、日本電気産業株式会社

パネリスト略歴

カイラシュ・サティアルティ

児童労働に反対するグローバルマーチ代表、ユネスコEFAハイレベルグループメンバー、BBA/SACCS・南アジア子ども奴隷解放連盟代表。1980年にBBA/SACCSを設立、25年間インドの児童労働問題に取り組む。子どもの教育と権利に関する国内外での提言活動、国際ネットワーク構築にも力をいれる。

ラギナ・チョベ

インドで児童労働をしていた11歳の少女。現在は、児童労働経験者のリハビリテーションセンターで生活、少女グループのリーダーとして活躍。児童労働の撲滅を訴える活動にも積極的に参加。

古澤 準一

イオン株式会社、環境社会貢献部CoC(取引行動規範)前事務局長、SA8000プロジェクトリーダー。イオンのCSRの取り組みを始める。身体障害者の方が可能に挑戦し健常者とともに働ける職場を創造することを目的としたCD等の販売小売店「スクラム」を立ち上げ成功させるなどプロジェクト多数。

水寄 僚子

ACE理事/外務省委嘱NGO専門調査員/ACEで児童労働のアドボカシー先行事例に関する調査研究を担当。


★このイベントは「なくそう!世界の児童労働キャンペーン」に賛同しています。