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ガーナ:カカオ産業の児童労働に関する報告書を発表

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アクラ(2008年6月30日)- ガーナ人材青年雇用省による「カカオ産業における最悪の形態の児童労働廃絶のための国家プログラム(NPECLC)」は、カカオ産業での最悪の形態の児童労働に関する報告書「ガーナにおけるカカオ労働調査」と「有害な児童労働活動の枠組み(HAF)」2つを発表した。

調査は、2006年に行われた試験調査を拡大して、2007~08年のカカオ収穫期にカカオ生産の60%を占める地域で行われた。また、すべての産業における「国家児童労働活動の枠組み」の一部としてHAFは作成され、カカオ生産に関わる活動の有害な労働条件を明らかにし、子どものが行う作業で認められるものと認められないものを定めた。

この調査では、カカオ産業における子どもとおとなの労働実態について、経済学的・人口統計学的に検証した。さらに、カカオ生産地域における職場の健康や家族福祉を向上させるための分析や勧告と共に、子どもの福祉を促進するための法的枠組みと改善への取り組みについて詳細に説明している。

政府は、子どもの発達のための確かな手段として、カカオ産業とその他の産業における最悪の形態の児童労働撤廃に取り組んでいると述べた。また、ガーナ・ココボード(COCOBO)、世界カカオ基金、UNICEF、デンマーク大使館、郡行政機関、市民団体などによるそれぞれの協力に対して評価した。

出典:Myjoyonline.com

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  • カテゴリー:児童労働ニュース
  • 投稿日:2008.07.15