NHK「おはよう日本」(2009/2/14放送)をご覧いただいたみなさまへ
2009年2月14日、バレンタインデー当日に放送されたNHK総合テレビ「おはよう日本」(2/14:関東甲信越向け放送)の「”チョコレート”で世界の子どもたちを救いたい」をご覧いただいたみなさま、この度はACEウェブサイトをご覧いただきありがとうございます。
ACEは「子どもの権利が守られ、世界中のすべての子どもたちが希望を持って安心して暮らせる社会」の実現をめざして、児童労働の予防と撤廃に取り組むNPO法人です。
今年1月からスタートした「しあわせへのチョコレート」プロジェクトが、今回番組に取り上げられることになり、「てんとう虫チョコ」をはじめ、私たちの活動についてたくさんの方々に知っていただける機会をいただき、たいへんうれしく思います。
今回は、事務所でのチョコ詰め作業やスタッフが仕事をしている様子や2月6日に東京で行った「おいしいチョコレートの真実」ワークショップの様子などを取材していただきましたが、このような密着取材は1997年に当時学生だった私たちがACEを設立して以来初めてのことでした。慣れないことでとても緊張し、見ていただいたみなさんにお伝えしたいことが伝えられているか少し心配になり、改めてこうしてみなさんにメッセージを書かせていただいています
番組でも放送されたワークショップ「おいしいチョコレートの真実」を実施している様子
テレビで伝えきれなかった児童労働に対する想い
ガーナのカカオ生産地に足を運んだのはちょうど1年ほど前。子どもたちが学校で学ぶ環境が整っておらず、安全な水や栄養のある食事も十分にとれない状況を知り、私たちができることを模索してきました。
今回、わたしたちがこのプロジェクトに込めた思いは、日本のわたしたちがチョコレートを食べて感じるしあわせを、チョコの原料・カカオを作るガーナの子どもたちにも届けたい!ということです。今回興味を持っていただいたみなさまには、「てんとう虫チョコ」を買っていただくことで、ガーナのカカオ生産地で子どもたちを危険な労働から守り、教育を徹底させる活動を支えていただくことができます。
また、ACEはカカオにまつわる国際貿易の問題を提起し、カカオを消費するわたしたちと原材料を生産する人々の関係がフェア(公正)になることを目指して取り組んでいます。
児童労働によって支えられているものはチョコレートだけではありません。コーヒー、紅茶、たばこ、衣料の原料となるコットンなど。世界で厳しい環境で働く子どもたちとわたしたちはモノを通じてつながっています。
だからこそ、わたしたちは子どもたちの状況を変える力を持っています。
ACEのガーナと日本での児童労働をなくすための取り組み
ACEは、ガーナのカカオやインドのコットンを作る現場での児童労働について、調査をし、現地の人々のニーズを確かめながら、現地の人たちと一緒に問題の解決に取り組んでいます。
日本では、多くの人びとに現状を知らせ働きかける活動を行っています。児童労働の問題は、ひとりでは解決できないかもしれませんが、ひとりひとりの力が集まれば、また企業や政府を動かすことで解決することができます。
世界の子どもたちの状況をよくしていきたいと思った方は、ぜひACEの活動を応援してください。インターネット上からクレジットカードを使って、いますぐご寄付いただけます。
1,000円で子ども1人の給食1カ月分を支援できます
スマイル・ガーナ プロジェクトを通じて、ガーナのカカオ生産地域の子どもたちを児童労働から守り、家族の生活を支える取り組みを行なっています。カカオ生産地の子どもたちの支援活動に対する寄付として、「チョコ募金」へのご協力をよろしくお願いいたします!
ガーナのカカオ生産地域の子どもたちを支援「チョコ募金」
アフリカのガーナで子どもたちの生活改善と教育を支援する「スマイル・ガーナ プロジェクト」実施に使わせていただきます。「しあわせを運ぶ てんとう虫チョコ」の売り上げの一部もチョコ募金として、子どもたちに笑顔を届けます。
NHK「おはよう日本」が放送されたバレンタインデーよりも前に、テレビや新聞、ラジオなど様々なメディアで取り上げていただきました。当初1000個販売する予定だった「しあわせを運ぶ てんとう虫チョコ」が、すでに5000個も注文いただきました。たくさんの応援をいただき本当にありがとうございます。今後もひとりでも多くの方々が、子どもたちを笑顔にする活動に加わっていただけたらうれしいです。
事務局長 白木 朋子
- カテゴリー:メディア掲載
- 投稿日:2009.02.14