幸せへのチョコレート

1年間で62人が新たに学校へ。中学校ができました

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ACE事務局長の白木です。2010年1月11日から25日まで、ガーナに行ってきました。実は今、ドバイから今回のガーナ出張の報告を投稿しています。ガーナと日本は、直行便の飛行機が飛んでいないため、中継地のドバイで次の飛行機を待っているところなんです。

1年間で62人の子どもが新たに学校へ通えるように

新たに62人の子どもたちが学校へ通えるように

今回のガーナ出張では、主に去年のバレンタインデーに開始した「スマイル・ガーナ プロジェクト」が2年目を迎えるにあたり、1年目の活動を評価し、今後の活動について現地のパートナーNGOのCRADAスタッフと打ち合わせをしてきました。

1月12日にガーナへ到着し、プロジェクトを行っている村に4日間ほど滞在しました。今回、一番の成果は、活動をはじめてから1年間で62人の子どもたちが学校に通えるようになったことです。ちゃんと制服を着て通学する子どもたちも増えました。この日は全員で記念撮影してみました。

村では中学校もスタート

中学1年生のクラス。前列右から2番目がフォスティーナちゃん

前列右から2番目がフォスティーナちゃん

また、いままで村にはなかった中学校が2009年9月から中学校が新設され、小学校を卒業した19人の子どもたち全員が中学1年生に進学しました。子どもたちが将来に向けて力強い一歩を踏み出すことができたことを本当にうれしく思います。

ただし、実は中学校の校舎はまだありません。中学校の設置は郡の教育局が承認し、先生2人は配属してくれたのですが、残念ながら、教室までは用意してくれませんでした。

10代で妊娠、出産を経験したフォスティーナちゃんは、昨年小学校6年生に再入学し、中学校新設と同時に中学1年生になったひとりです。中学校に進学した感想を聞くと、「(校舎がないので)中学生になったことが実感できない。」と話していました。

子どもたちが継続的に学校へ通えるようになるために

村人たちが中学校の建設予定地を準備してくれました

中学校の校舎建設予定地は村が用意してくれました

子どもたちが継続して通学し、学習したことを身につけていくため、学ぶ意欲を高めていくためにも環境づくりはとても重要です。

そのため、村の人たちは校舎を建てるための土地を確保し、私たちは資金源やその他関係者の協力など、校舎の建設が実現するよう、あらゆる可能性を探っているところです。

そのほかにも成果や課題がたくさん見つかりました。日本に戻ってからまたご報告します!

みなさんの引き続きのご支援もどうぞよろしくお願いします。

報告:ドバイより、事務局長 白木 朋子

世界の子どもの笑顔のため、世界を変える小さな一歩を。

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  • カテゴリー:子ども・若者支援
  • 投稿日:2010.01.24