日本の高校生と大学生がガーナのカカオ生産地の村を訪問
ACEが2011年から行っている「ユースがつなぐ、日本とガーナプロジェクト」の一環として、2012年1月、日本の高校生と大学生3人と一緒に、ガーナのカカオ生産地域を訪問してきました。
ACEが2009年から支援している村では、村の人たちが盛大に歓迎してくれました。2010年11月に来日したゴッドフレッドくんのお宅を訪ね、フフ(ヤム芋とプランテーンバナナで作ったお餅のようなもの)などのガーナ料理をご馳走になりました。村の人たち心のこもった手料理をたっぷり味わいました。
前列左から 志賀アリカさん、藤田琴子さん、梅田麻穂さん。後列中央がゴッドフレッドくん
カカオ生産での暮らし、子どもたちの様子を見て
3人の女の子たちは、カカオ農園で農作業を体験したり、学校を訪ねて子どもたちと交流したほか、スマイル・ガーナ プロジェクトの取り組みについて、村の子ども保護委員会の人たちや子ども権利クラブの子どもたちにも話を聞きました。
今回の訪問で、ガーナの村の人たちが力をあわせて児童労働をなくそうと取り組んでいることを実感してもらえたようです。
ガーナ訪問の様子はイベントで報告。ドキュメンタリー映画にも。
ガーナを訪ねた3人は「チョコレート・サミット2012」(2012年2月4日)でカカオ生産地の現状について報告する他、3月17日にも報告会を開催する予定です。また、ガーナへ行った3人以外にも2011年の「ユースがつなぐ、日本とガーナプロジェクト」に参加した学生たちが、2012年2月11日に「バレンタイン一揆」を実施しようと準備をしています。
※ガーナを訪問した3人の学生は、2011年11月に行った1泊2日の合宿研修「ACEユースアカデミー」で、全国各地から集まった高校生・大学生23人の中から、子どもたちの投票により代表者として選ばれました。
報告:事務局長 白木 朋子
児童労働について学びたい!もっと知りたい!
学校でできること、たくさんあります。
- カテゴリー:報告
- 投稿日:2012.02.03