バルドラール浦安ホームゲームの200席がチャリティーシートに

地域に根差した運営と子どもたちに夢を与えることを理念としたフットサルチームバルドラール浦安（千葉県浦安市、代表取締役　塩谷竜生）と、世界の子どもを児童労働から守る活動を展開している特定非営利活動法人ACE（東京都台東区、代表　岩附由香）は、11月27日のバルドラール浦安ホームゲームのホームサポーター席200席を「チョコレート・シート」として販売いたします。これは、国際連合が定めた11月20日の「世界の子どもの日（Universal Children’s Day）」にちなんだもので、シート代金大人2000円、小中学生1000円のうち250円が、チョコレートの原料カカオ豆をつくるガーナの村で、子どもを危険な労働から守り、教育を支援する活動に役立てられます。

シート代の250円がガーナの子どもたちの教育支援に

試　合：Fリーグ2009 第15節「バルドラール浦安×湘南ベルマーレ」
日　時：2009年11月27日（金）19:00キックオフ
会場：浦安市総合体育館（〒279-0031　千葉県浦安市舞浜２番地２７　TEL　047-355-1110）

シートには、しあわせを運ぶ「てんとう虫チョコ」つき

「チョコレート・シート」を購入していただいたお客様には、ACEが販売する、しあわせを運ぶ「てんとう虫チョコ」１パック（4個入り、500円）をプレゼントいたします。オーガニックの認証を取得した南米ボリビアやドミニカのカカオを使用した、生産過程に児童労働がないチョコレートです。乳化剤、香料、保存料などの食品添加物が一切使用されていないため、小さなお子様にも安心して美味しくお召し上がりいただけます。

ガーナの子どもたちがフットボールを楽しめるように

日本はチョコレートに欠かせないカカオ豆の約70％をアフリカのガーナから輸入しています。そのガーナでは、農家の人たちが十分な収入を得られず、学校に行けず、働く子どもたちもいます。ACEが支援するガーナの村の子どもたちに「好きなモノ」を描いてもらったところ、たくさんの子どもたちがサッカーをしている姿を描きました。子どもたちが大好きなサッカーを学校で楽しむことができるように、そして学校で質の良い教育が受けられるように、現地での活動をサポートしていきます。

2010年はサッカーワールドカップが南アフリカで開催されます。アフリカに注目が集まる今、アフリカの子どもたちが、サッカーを楽しみ、健やかに成長できる環境が広がるよう呼びかけていきます。

カカオ生産地の児童労働とACEの「スマイル・ガーナプロジェクト」

ガーナを含む西アフリカ４カ国で行われた調査によると、カカオ農園で数十万人の子どもたちが働き、うち64％が14歳以下であることが分かりました（国際熱帯農業研究所：2002年）。2008年2月にACEがガーナで行った調査では、重さ20kgを超えるカカオ豆の運搬作業、草刈りや収穫などのナタを使った作業、農薬を扱う作業など、危険で体に負担のかかる労働をしていることがわかりました。

この現状を受け、ACEは現地のNGOと協力して、ガーナのカカオ生産地で、子どもを危険な労働から守り、質のよい教育を支援するプロジェクトを実施しています。

対象地：ガーナ共和国アシャンティ州アチュマンプニュア郡の村
受益者：5～17歳の子ども、カカオ生産農家
実施期間：2009年2月～2011年12月

主な活動：子どもの危険労働を防止し、就学を進めるための啓発活動やパトロール活動、学校の環境改善、子どもクラブを通じた子どもたちへの子どもの権利、エイズなどに関する教育、農家を対象にしたカカオ栽培の技術向上のためのトレーニングなどを行っています。

「世界の子どもの日」とは

1954年、国連が子どもたちの相互理解と福祉を増進させることを目的に制定した記念日です。1989年に国連で「子どもの権利条約」が採択された日でもあり、2009年は子どもの権利条約採択10周年にあたります。

【チョコレート・シートのお申込】

バルドラール浦安まで、お電話、もしくはメールにてお申し込みください。
電話番号：047-353-9130
メールアドレス：info＠bardral-urayasu.com

バルドラール浦安

千葉県浦安市をホームタウンとし、フットサルの全国リーグである「Fリーグ(日本フットサルリーグ)」に所属するフットサルチーム。2007年、Fリーグ開幕より参加。初年度、Fリーグ2007は準優勝。その後行われた「第13回全日本フットサル選手権大会」において優勝。翌年、Fリーグ2008も準優勝を飾る。日本代表経験者が多く所属し、「フットサル界のスター集団」と言われる人気チーム。