幸せへのチョコレート

「てんとう虫チョコ」が被災地・陸前高田の自立支援に

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チョコレートで被災地の復興とガーナの子どもを応援

ACEは、売上の一部がガーナの子ども支援の寄付になる「しあわせを運ぶ てんとう虫チョコ」を2009年から毎年バレンタインシーズンに合わせて販売しています。2013年は、岩手県陸前高田市の社会福祉法人燦々会が運営する就労支援施設「あすなろホーム」に、チョコレートギフトの袋詰めと発送の作業を委託し、2013年2月4日(月)より陸前高田市から日本全国へチョコレートの発送がはじまりました。

しあわせを運ぶ てんとう虫チョコ」の売り上げの20~30%が寄付として、チョコレートの原料カカオの生産地ガーナの子どもたちを危険な児童労働から守り、教育を支援する「スマイル・ガーナ プロジェクト」に活用されます。ACEはこれまでも、東京都内の施設にチョコレートの袋詰め作業などを委託してきましたが、今年は「あすなろホーム」と連携することで、被災地の陸前高田市に暮らす方々の自立にも貢献したいと考えています。ガーナの子どもたちの支援と被災地の復興支援、ダブルの支援になることを広く伝え、より多くの方々にチョコレートの購入を呼びかけています。

陸前高田市の「あすなろホーム」に包装&発送作業を委託

「あすなろホーム」は、障害をもつ人々が自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう、就労機会の提供や訓練を行うことを目的に2004年4月に設立された福祉事業所です。菓子やパン、オリジナル製品などの製造・販売や民間事業所からの委託作業などを行っています。2011年3月11日の東日本大震災時には、敷地内のコンクリートの地割れや周辺道路の寸断などの影響で、利用者や職員が数日間帰宅できずに避難生活を続けていました。日常生活もままならない中、仕事も失い途方に暮れていたなか、このままではいけないと2011年4月からドーナツ製造を再開。仕事をするなかで、震災を乗り越える力を取り戻していきました。2013年2月現在、10人の利用者がてんとう虫チョコの製造に従事しています。

陸前高田市「あすなろホーム」で袋詰め作業をする施設利用者のみなさん 陸前高田市「あすなろホーム」で袋詰め作業をする施設利用者のみなさん

陸前高田市「あすなろホーム」で袋詰め作業をする施設利用者のみなさん

 

売上の20~30%がガーナの子ども支援に「しあわせを運ぶ てんとう虫チョコ」

ヨーロッパで幸せのシンボルとして親しまれているてんとう虫をモチーフにした、ヘーゼルナッツ風味のチョコレート。2009年から毎年バレンタインデーを中心に販売し、売上の一部を寄付として積み立て、ガーナの子どもたちの教育支援に活用しています。義理チョコなどとして、バレンタインデーにプレゼントしながら、気軽にカカオ生産地の子どもたちの現状を伝えるツールとして活用することを呼びかけています。2009~2012年までの4年間で37,000個以上を販売し、約650万円の寄付金が、ガーナでの子ども支援プロジェクトに活用されています。

しあわせを運ぶ てんとう虫チョコ(2個入り) しあわせを運ぶ てんとう虫チョコ(4個入り) しあわせを運ぶ てんとう虫チョコ(40個入り:BigBag)

2個入り1パック:250円(寄付20%) 4個入り1パック:500円(寄付30%) 40個入り1パック:5,000円(寄付30%)

 

「しあわせを運ぶ てんとう虫チョコ」商品概要(販売期間:2013年4月頃まで)

  • 商品名:「しあわせを運ぶ てんとう虫チョコ」
  • 販売価格:2個入り250円(税込)、4個入り500円(税込)、40個入り5,000円(税込)
  • 内容量:2個×(1個あたり5g)=10g、4個×(1個5g)=20g、40個×(1個5g)=200g
  • 賞味期限:2013年11月

チョコレートの製造はスイスの老舗チョコレート会社、マエストラーニ社。カカオはスイスのオーガニック認証(IMO)を受けたドミニカ共和国とボリビア産を使用。農薬を使わず、自然環境や働く人の環境に配慮して育てられたカカオから作られ、乳化剤、香料、保存料などの添加物も使用していません。

ガーナ・カカオ生産地での支援活動「スマイル ・ガーナ プロジェクト」について

ガーナのカカオ生産地の子どもたちを危険な児童労働から守り、教育の質の向上と就学の徹底をめざすプロジェクトとして2009年より開始。村人たちの意識改革と組織化を図り、子どもたちの就学と労働状況を監視するための見回り活動と子どもの保護、子どもたちの通学意義に対する理解を促すための家庭訪問、収入の少ない家庭に対する学用品支給、収入向上のための農業技術指導などを行っています。2009年から2011年の3年間で、4村254人の子どもたちを児童労働から解放し、新たに就学を実現できたほか、学校環境の改善、農家の収入向上も達成しました。中学校が新設された村では、中学3年生の卒業試験の合格率が都市部の進学校に並んで100%を達成するなど、支援の成果が着実に実り始めています。

認定NPO法人ACE(エース)について

「世界中のすべての子どもが権利を守られ、希望を持って安心して暮らせる社会」を実現するため、1997年に学生有志が設立した、市民と共に行動し、児童労働の撤廃と予防に取り組む国際協力NGO。2005年にNPO法人化、2010年に認定NPO法人として認定されました。インドとガーナで子どもを危険な労働から守り教育を支援する現地プロジェクトの実施、日本で児童労働の問題を伝える啓発活動、政府や企業への提言活動、ネットワークやソーシャルビジネスを通じた問題解決の活動を行っています。平成23年度 社会貢献支援財団「社会貢献者表彰」受賞、2012年には米国労働省「児童労働撤廃のためのイクバル・マシー賞」にノミネート。

プレスリリース(PDFファイル)

プレスリリース「てんとう虫チョコ2013」陸前高田の作業所から発送

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  • カテゴリー:プレスリリース
  • 投稿日:2013.02.06