2010年6月24日
「児童労働をなくそう!10万人署名」協力のお願い
児童労働ネットワーク(CL-Net)が主催する「児童労働反対世界デーキャンペーン2010」では、「児童労働をなくそう!10万人署名」を行っています。2010年6月24日現在、30,672名のみなさまからの声が届いています。ご協力いただいたたくさんの皆さま、厚く御礼申し上げます。
署名の締め切りを延長しました!(7/31まで)
当初6月30日(水)を締め切りとしていましたが、7月まで延ばせば集められます!との声を多数いただいているため、7月31日(土)まで署名締め切りを延長することになりました。(昨年度実績は74,396名:7月末締切)
みなさま是非、ご協力をよろしくお願いいたします!!
※署名の詳細はこちら
※オンラインからも署名が出来ます。署名TVはこちら
◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆署名活動について◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆
2008年より毎年実施している署名活動で、2008年は12,004人、2009年は74,396人の「児童労働をなくそう!」の声が集まっています。昨年は、外務省、文部科学省、厚生労働省の大臣または副大臣に提出し、みなさんの声を届け要請を行いました。昨年提出し、要請した成果が実り、児童労働をなくすための行動に向けた関係各組織による第1回意見交換会を、外務省・厚生労働省の主催により7月1日(木)に行う予定です。
今年は、世界の児童労働をなくすために協力すると約束している日本政府が、具体的な計画を作ることを求めていきます。目標は10万人!児童労働のない未来を日本が一緒につくっていけるように、是非、お声をお寄せください。
◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆署名 要請文◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆
児童労働撤廃に向けた行動計画策定を!
外務大臣殿
文部科学大臣殿
厚生労働大臣殿
世界には2億人を超える子どもたちが、十分な教育を受けられないまま、児童労働を
強いられています。アフリカでは約3人に1人の子どもが児童労働に従事しています。
貧困が原因で働かざるをえない子どもがいるのは、日本も例外ではありません。
「最悪の形態の児童労働」(*1)をなくすことを、国際社会は2006年に約束しました(*2)。
2010年5月10日、11日にオランダのハーグで開催される児童労働に関する国際会議では
2016年までに「最悪の形態の児童労働」をなくすためのロードマップを作成することに
なっています。
国際条約の締約国として、日本もまた、「最悪の形態の児童労働」を根絶するために、
具体的な措置を直ちに講じることが義務付けられています。
日本政府は直ちに、世界中から「最悪の形態の児童労働」を根絶するための、
日本の行動計画を策定してください。それを実施する中で、必要となる資金について
予算措置を講ずるとともに、国際協力を強化してください。
*1「最悪の形態の児童労働」とは、ILO182号条約に定められている、
撤廃に向けた即時の行動が求められる児童労働を指します。
債務労働、人身売買、子どもポルノ・買春、子ども兵士、危険・有害労働等を指します。
日本は2001年にこの条約を批准しました。
*2 2006年ILO総会決議
以上