2012年10月19日
保育園ハンティング パート3 ~完結編~
「保育園ハンティング パート1」、「保育園ハンティング パート2」に続く完結編。
今回はいよいよ本命の保育園を訪問。
保育士の資格をもっている若いスタッフと、60代ぐらいのおばさまで構成されているスタッフの有りようをみて、そういえばうちのおばあちゃんも保育園でお手伝いをしていたなぁ、ということを思い出す。子育て未経験の若い有資格者と、何十年もの子育て経験のある現場たたきあげおばさまとの組み合わせが絶妙なハーモニーを生み出すことがきっと証明されているのだろう。まろやかな白みそとこくのある赤みそのあわせみそでつくったみそスープの中に浮かぶそら豆を想像する。悪くない。
この園は「認定」園であるため、有資格の保育士の数などの規定を満たしている。園庭はないが、年齢別にお部屋が分かれている。15時はおやつタイムで、0歳児はちっちゃな椅子に座り、3人づつ2テーブルに分かれ、それぞれを保育士であろう若いおねいさんが見ていた。この年齢は幼児3人に1人、大人がつくらしい。
離乳食は園内のキッチンで栄養士が作り、毎月メニューが保護者に配られるそうだ。食事の際のスタイ(よだれかけ)は、園が用意するため、保護者は夜食べ物がびっしりついたスタイの洗濯から免れる。
しかも、ここはモンテッソーリの思想を踏まえた教育ということで、それがどこまで真剣に実施されているのかは確認できなかったが、良さそうな感じである。
マンションの中にある保育園であるため、居住者優先ということで、1月から入れるということがわかった。先日問い合わせた時は4月からは入れるがその前はわからないという回答だったのだが、他の人のキャンセルがあったようだ。
そらまめ、ついてるぞ!
帰り道(といってもマンション入り口まで20歩ぐらい)
「よかったね~ ついてるついてる!」
と小躍りする母をそらまめは「ついてけないわ」ともいいたそうな目で
迷惑そうにエルゴ(だっこひも)の中から見上げていた。