2004年7月27日
受け止めるということ
ここ1ヶ月ぐらい、「受けとめる」ということについて考える機会が多いです。
普通に会話をしていて、私はどれぐらい相手の「気持ち」、つまり発言の内容だけでなくその発信の意図を含めて、「受けとめて」いるのだろうか、という疑問があります。
まずは受け止めることが大事
昨日、英語でしゃべらナイト!を見ていたら、ゲストのジャズピアニスト 小曽根真さんが「音楽でも受け止めないといけないんです」と話してました。例えとして、彼が書いた曲について、仲間が「もっとここはこうしたほうがいいんじゃないの」と意見を言われたとき、「オレが書いたんだぞ(オレが書いたのに文句つけるのか)」という態度ではなく、まずそれを受け止めて 「オッケー。じゃあどうなるかやってみよう」と受け止める、という話をしていました。
これは、私がちょっと体験したことのある「コーチング」でも、「インプロ」にも通じるものがあると思います。
自分の意見や気持ちが受け止められることがどんなに安心できることか、というのをコーチング体験の時に感じましたし、日々感じます。逆に、受けとめられていないと感じると、一対多であればそのコミュニティについて、
あるいは一対一であればその人に対して「ここでは自分は受け止められていない」と感じ、離れてしまうこともあります。
頭でわかっていても、なかなか体で実践できない時もありますが、受けとめ上手になりたいと思う今日この頃でした。
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