児童労働のない未来へ-NPO 法人ACE代表 岩附由香のブログ(single-blog)

日々是発見

2005年5月25日

暗闇の中ゴソゴソと。。。

残念なことに今日も徹夜パターンになってしまった。
(たまった日記を一生懸命書きすぎた)

そんな疲れた頭で考えていたこと。

NGO経営といい、キャンペーンといい、なんだか暗闇の中を
懐中電灯を持って、歩いているようなものだな~と。

懐中電灯を照らせば、
これから踏み出そうとしている方向のすぐ先は見えるし、歩いていける。

でも、そのまわりがどうなっているのか、
いばらなのか、花畑なのかは、
そこにいってみないとわからない。

遠くのほうに、小さな明かりがみえていて、
そこがゴールだということはわかっている。

でも、そこまでどうやっていったらいいか、
地図もなく、誰も教えてくれない。

集められるだけの情報を集めて、こっちの方向に違いない!
と自分が思った方向に、次に踏み出す一歩前だけを照らして、
踏み出すしかない。

考えてみると、組織運営にしても、そうやって暗闇の中ゴソゴソと、
こっちでいいのかなぁ、大丈夫かなぁ、でも行っちゃえ!
きっと大丈夫!・・・という感じでこれまでやってきた。

たまに、他の人(まわりのNGOのひとたち)がこっちだよ!
と呼んでくれたり、「わたし達はこっちに行きたいと思う!」という
ACEに対して、大きな懐中電灯を持ってきて、
しばらく照らしていてあげるから、行ってごらん、とゆってくれたり。
(まとまった金額の助成金や寄付)

キャンペーンで考えてみれば、キャンペーンという行為は
貧困撲滅(ゴール)までの長い道のりについて、
懐中電灯を集めてみんなでひとつの方向を照らしてみる、
ということかもしれない。

ひとつの方向を、多くのNGOの懐中電灯で、うまく照らせることができるかは
「ほっとけない!キャンペーン」の一つの大きなチャレンジだと思う。

そしてそのためにはこのキャンペーンに関わるNGOが
それぞれ良い経験ができるようにデザインしなくてはならない。

と、そんなことを考えながら、プレゼンの準備をしているのでありました。

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