2005年6月25日
国際子ども権利センターの総会終了
会員組織であるNPO法人は、年に一回、会員総会を開きます。ここで前年度の会計及び活動を報告し、次年度の方針を承認されて、次年度への活動を進めるわけです。私はこれまで国際子ども権利センターの運営委員として運営に関わってきたのですが、今回の総会で事務局長という役割を担うことになりました。
国際子ども権利センターは今、以前800人近くいた会員が130人近くになり、有給スタッフもおらず、財政的に苦しい状況が続いています。お給料をもらって働いているスタッフが1人もいない中で、代表の甲斐田さんがカンボジアにいて、関西にも事務所があり、団体規模は小さくとも、事務所が分散しています。
南の子どもと日本の子どもの権利に取り組む団体として、その存在意義や社会からの期待はあるものの、それに応えきれてきない現状です。
というわけで、どこのNGOもそうですが、いろいろな課題を抱えている中、まずは常駐スタッフの確保、事務局運営の効率化をめざし、資金調達、組織の活性化に取り組むために、事務局長という肩書きをいただくことになりました。
ACE、ほっとけないキャンペーン、そして国際子ども権利センターと、自分でもちょっとやりすぎかな?と思う面もありますが、ACEを軸に、いろいろな団体やキャンペーンに関わることで今までにない視点、考えに触れ、学び、経験させてもらって、NGOを極めたい、と思います。