2012年11月23日
15周年記念イベント、終了!
今年設立15周年を迎えるACE。
その記念として『バレンタイン一揆』という映画を制作しました。
これまで試写を2回見て意見も言わせてもらってきましたが、完成版を、記念イベントのこの日に初めて見て、すっごく良くなった!!!と新たに加わったパートに感嘆すると同時に、これまで見たのと同じところでうるんと来ました。
監督の吉村さんが「私はこの映画を作っていて、前に進もうとしている人の映画を作りたかったんだなと気付きました」と言ってくれましたが、ガーナに行って新しい経験をする中で自分のちっぽけさにも気付かされ葛藤する女の子たちの姿を見ていると、ACEを立ち上げた頃のことを思い出します。彼女たちよりもずっとずっと何もできていなくて、ひどかったなぁ、自分、と。
ご参加いただきありがとうございました
200名を超えるお申込みをいただき、多くの方々とこの日を共有できたことも、嬉しかったです。これまで続いてこれたのも、本当に多くの方々が陰ひなたで支えてくれ、窮地を救ううご寄付をいただいたり、親身にアドバイスを下さったり、貴重な機会やチャンスを与えてくださりました。本当に本当にありがとうございます。
何よりもうれしいのは、そういう支援をいただいた結果、実際に児童労働から解放され学校に行けるようになった子どもたちがいることです。誰からも注目されず、働くことがあたりまえで、絶望に近い状態だった子どもたちが、私たちのアクションの結果、学校に行ったり、家族のもとにもどったりすることができたこと。ACEを立ち上げて良かったと思う最大の理由です。
これからも、現地の子どもやおとなたちと一緒に、そして日本のみなさん、企業や労働組合の方々とも一緒に、児童労働のない明日へ歩みつづけます!