2009年8月23日
インドで支援プロジェクトのフレームワークを考える
昨日はインドのパートナーNGO「SPEED」のスタッフと、プロジェクト形成のためのミーティングを朝から夜9時までしていました。
私はファシリテーターとして、プロジェクトの目的や目標を確認し、子どもがコットン畑で働く理由と学校に行かない理由の両方を ポストイットに書き出してもらいました。
このような問題分析は、本当はプロブレムツリーを作るといいのですが、そこまでやると時間がかかりすぎるので、原因を書き出して確認するにとどめました。
SPEEDのスタッフにはテルグ語で書いてもらい、スタッフが読み上げて通訳さんが英語に訳して書くというプロセスを取りました。通訳さんはテルグ語は話せるけど、読み書きが出来ない人だったので。予想以上に時間がかかりましたが、ワークショップのやり方に慣れてきたようでスタッフから沢山の原因が出てきました。中でも、女の子ゆえに抱える早婚や結婚持参金、教育や健康の問題が次々に出てきました。
ステークホルダー分析も行い、途中からSPEEDスタッフのラクシュミさんにバトンタッチ!
プロジェクト形成にあたって、メールのやりとりでは出来ない生のディスカッションが出来たことで、今後のコミュニケーションがよりスムーズになることを期待しています。