2005年5月28日
児童労働が新聞にとりあげられない3つの理由
今日は児童労働世界反対デー・ウォークの準備会。
20名弱のアットホームな雰囲気で、児童労働のワークショップ、
そして準備(プラカードの色づけなど)を行いました。会場を用意してくださったN川さん、
プロジェクターとパソコンをわざわざ職場まで出向いて用意してくださったH沢さん、
事務所に来てチラシ修正など作業を手伝ってくれたH本さん、S南さん、
その他いつもいつも一緒に活動つくってくださっているみなさん、ありがとうございました。
いよいよあと2週間で児童労働世界反対デーを迎えます。
「風になりたい」
この準備会の後、残ったメンバーでウォークの時に使うかけ声や
音楽について話し合いました。
「イマジン」を使うことにほぼ決まりかけていた時、
ふと思いついた『風になりたい』(by Boom)。
これは、この日のシンボル「かざぐるま」とも関連づけることが可能です。
「かざぐるま」は子ども時代のシンボルです。
その「子ども時代=かざぐるま」を、児童労働から解放して動かす風になりたい。
そんな力になりたい、という思いは、児童労働ネットワークの趣旨にも
ぴったりくる気がします(自画自賛)!
なぜ児童労働が新聞に取り上げられないのか
話は変わって、この日はある通信社の記者さんも取材
(取材のための取材という感じでしたが)にきてくださいました。
話は児童労働がなぜ新聞等でとりあげられないかにおよび、さまざまな理由が出てきました。
- 児童労働の問題は複雑でわかりにくい
働くこと自体に反対していると思われがち、etc) - 企業が関与している可能性があるため制約になる可能性がある
例えば、たばこの害について新聞が書きずらいのは広告主との関係があるため - 日本であまりないのでニュースになりにくい
アメリカがレポートを出したことで、人身売買について各社が取り上げて報道的には盛り上がったけれど、そのあとすぐスマトラ沖の地震・津波でそれは消えてしまった。
そういう意味でも、6月12日の児童労働世界反対デーはメディアに取り上げられる数少ないチャンスです。マスコミ関係のみなさんのご協力を、よろしくお願いします。