2008年2月7日
NGOの本質 – Never Give up!
いわつき@ロンドンです。どうやら海外に来ないとこのブログを書く時間がとれないぐらい
めまぐるしく動いているようです。書きたいことはいっぱいあるのですが。。。
さて、「2008年G8サミットNGOフォーラム」が設立されて1年がたちます。
私はこのたびキャンペーンのプロジェクトチームリーダーとなりました。プロジェクトチームに入ってくださったみなさんが、それぞれ率先して担当を担ってくれ、企画内容を進めてくれています。このチームがこうしてできただけでも、私としてはやりとげ感があったりします。すごくいいチームです。誇りに思います。やる気と能力がそろっている人ばかりです。
現在キャンペーン的活動について内容をつめる最終段階に入ってきていますが、はっきりいってまったくお金が足りません。そもそも、このフォーラムが目指していることを実現しようと思ったら、インフラ含めて億単位でお金が必要なことだと思います。
それを、各団体から「人」を持ち出して、みんなエキストラワークでやっているのですから、相当無茶な話です。しかし、無茶な話をなんだかんだやりつつ実現させてしまう、それもNGOの力だと思います。
Never, Never, ever, ever…. give up!
飛行機の中で映画『Martian Child』を見ていて(おもしろい映画でそれだけでブログ1記事書けますが)、その中でチャーチルの言葉 ”Never, Never, ever, ever…. give up!” が出てきます。
今、目の前のプロジェクトを動かさなくてはタイムリミットまで間に合わない!というあせりと、しっかしプロセスを踏まなくては理解が得られない!という悩みと、何よりもやりたいことを実現する資金が不足している状況で、困難は山積みですが “Never, never, never, never, never, ever, ever, ever ever give up!” でがんばりたいです。
日本のNGO界を切り開いてきた先輩のみなさんも、1970年代には「反社会分子だ」とか言われて疎外されてきたり、お金が無い中ボランティアで自分たちの信念を貫き、声をあげられない人たちの側にたって闘い続けてきたわけです。
この「あきらめない」ことって、NGOの本質だと思いました。
あきらめてたら、初めからNGOなんてやってないですよね。
あきらめていないから、きっと変わる、変えられる、
と信じてNGOをやっているんですもんね。
あきらめないぞー!