2012年11月4日
祝100日!で「お食い初め」
そらまめは無事に100日を迎え、お食い初めなる儀式を実家でとりおこなった。
ちなみにこの手の儀式は何をすればよいかさっぱりなためもっぱらネット検索に頼っている。All Aboutによると、家族の中で同性の長寿の人に食べさせてもらう(ふりをする)と良いとのことだったが実家の母(62歳)で良いことにする。
「お食い初め」の準備でちょっとした不発もなんのその
そろえるものは、お頭つきの鯛、煮物、汁物、つけものなどで、実家の母カヨコははりきって何週間も前に「お食い初めセット」なるものを注文していた。なん と、「丈夫な歯が生えますように」ということで使う小石までセットでついているというのだ。便利な世の中になったものだ。
というわけでデザートだけ買って実家を訪れると、カヨコは忙しそうに魚を焼いているではないか。
「あれ?インターネットで頼んだんじゃないの?」と聞くと、
「それが不発だったのよ」。
なんと注文したつもりが、されていなかったらしい。しっかりしているようでズッこける共通の遺伝子を実感する。そらまめにもきっと遺伝しているだろう。運命と思ってあきらめてもらうしかない。
しかし、そんなハプニングがあったとは思えない料理の出来栄えは、さすがである。
お膳の上のどの位置に何を並べるのかをスマホ片手に夫が指示し、カヨコが並べ直し、あーでもないこーでもないとやっているほほえましい姿を私はビデオに収めて、ひとりで楽しんでいた。
石を拾うという作業をドキュメンタリー化した父
肝心の小石は、「せっかくだからお宮参りをしたところの石をもらってきたら」といって、父マサルにあらかじめ拾ってきてもらってあったので、インターネット不発でもダメージレスであった。
しかもマサルは、この石を拾うという作業を、デジカメで動画撮影していた。
あとで確認したところ、早朝の真っ暗な神社の中、コケコッコーと鶏の声が響き渡り、徐々に境内の中の様子が見えてきて、石を拾うところ、マサルが手を打って 礼をしてお参りするところまで、克明に描かれたドキュメンタリーになっていた。そらまめに見せるんだと張り切っているが、うーむ、その可笑しさをわかるよ うになるのはまだだいぶ先のことだろうよ・・・
かくして無事儀式は執り行われ、そらまめは終始食べ物に興味津津で、よだれだらだらであった。
食べ物をガン見しているそらまめの写真。
残念だったねー、しっかり大人で食べておきましたよん。