2011年9月9日
悲しいお知らせ
インドのコットン産業の児童労働撤廃のために展開しているプロジェクト担当者がいまインド入りしています。今日、悲しいお知らせがありました。
私がプロジェクトが始まる前に訪ねた家の女の子とお母さんが亡くなっていたことがわかったのです。初めて会った時に既に体調が悪かったのですがコットン畑で働きつづけていました。
お父さんに病気の原因はコットン畑で働いているからでは、と言っても「他に方法がない」と。彼女に会ったことは私自身この問題の解決の難しさとやるせなさを一番感じさせたし、だからこそ取り組まなければとも思いました。
その後プロジェクトが始まってからもスタッフが訪ねましたが、学校に行くことについても本人もいく気を失ってしまっていたようで、説得が出来ないままになっていました。
血液のガンで亡くなったとのこと、病院に入院して3日目に亡くなったそうです。医療へのアクセスが限られ、かつ農薬にさらされて働きつづけていた状況に、もっと何か出来たのではないか、悔やまれます。
助けられなくて
ごめんね。
May her soul rest in peace.