2013年9月29日
Stay hungry, Stay foolish
9月28日、29日と仙台で住友商事の助成する「東日本再生ユース・チャレンジプログラム」で助成金を受けている団体や学生グループが活動の中間報告をする機会があり、選考委員として私も参加させていただきました。
オルタナの森さんも来ていて早速記事に→http://www.alterna.co.jp/11702
学生のプレゼンもみな上手でそれぞれ個性が出ていたし、一生懸命さがすごく伝わってきて、もうおばさんそれだけでも涙でそう!というぐらい感情移入して聞き入ってしまいました。それぞれの活動のいいね!と思ったことをほめるだけでなく、活動歴が長いおねえさん(と住友商事の奥谷部長が言ってくれたのですが、いつまでお姉さんというのが許されるんだろう)として、アドバイスめいた進言もお伝えさせていだきました。
他の選考委員の方のコメントの中身や、その伝え方とかも、すっごく参考になりました。
日本NPOセンターでご一緒する機会があった鹿住さんや実吉さん、今回この選考委員になったことで知り合った赤澤さんなど、神戸の大震災から活動をはじめてきた活動歴は先輩(でも年齢はほぼ同年代+ちょっと上)のみなさんの経験からのコメントだけでも、ほんと勉強になるなーっと。
今日最後で自分が言ったコメントにも、昨日鹿住さんが言っていた「町おこしには若者、よそ者、ばか者が必要」(こういう活動の中ではかなり良くいわれることです)を引用して「みなさんは疑いなく若者で、多くの人はよそものとして復興に関わっています。あとはもっとばかものになるところを見たい!ばかものになるってことは、新しい価値を見出したり、みんなが当たり前と思っていることに疑問をなげかけたり、誰も思いつかななかったようなことをする、そういうことなんじゃないかな」とか、「こういう場を活用して、宣伝するとか、お願いするとか、もっと貪欲に!」
なーんて言いたいこといっていま一足先に新幹線で帰るんですが・・・
会場を出て足早に仙台駅に向かいながら、「馬鹿ものになるとか、そういえば誰かがそんなこと言っていたよな・・・あ!」と気づいたことがありました。
そう、結果的に、かのスティーブ・ジョブスの、スタンフォードでの伝説のスピーチ、stay hungry, stay foolishと同じことを言っていたのです!
ビジネスでも、復興支援でも、結局大事なことはおんなじようなところに落ち着くんだな。
そんな発見もあった、充実感あふれる週末でございました。