2004年12月3日
HIVキャリアの方との再会
12月1日は「世界エイズデー」です。世界エイズデーの当日に放送されたTBSテレビ「ニュース23」で、在日外国人の感染症予防の特集でインタビューに答えていた人がいたお部屋は、ACEもある丸幸ビルのNGOの事務所の一室でした。そう、NGO業界もこの時期はイベント目白押し。
HIVキャリアの孤独で不自由な戦い
今週末にあるシンポジウムに参加するため来日したゲストのアラウージョさんに、今日再会しました。
以前大阪で開催されたワークショップで会ったことがあり、そのとき彼の暖かさ、人との距離のとり方の近さにとっても感動したのを覚えています。少し痩せられたようでしたが、元気そうでよかった!
そう、彼もHIVキャリアなのです。以前見た番組の中でアラウージョさんは、HIVキャリアの方が薬の副作用と戦っていることや体調が悪くなったり落ち込んだりするアップダウンを、彼の活動(HIV感染者が共に暮らす/時間を過ごす場所を運営するピア・サポート的活動)の中で紹介していて、その孤独や不自由(自分の体調をコントロールできない状態)を伝えていました。
でも会うと、なんかねぇ、とってもあったかいんですよ。
HIVの問題とか忘れちゃうぐらい。
私が持っている「ブラジルのよいイメージ」は、音楽とアラウージョさんによって主に構成されています。
もっといろいろ話したい!のですが、私のスペイン語(彼の母語はポルトガル語ですが、スペイン語も近いのでわかる)に限界がありました。次回会うときはもちょっとブラッシュアップさせておきたいものです。
アラウージョさんとハグしてブラジル風あいさつ(ほっぺにキス)したら一気に元気になった気がしました。