2005年4月7日
世界中の子どもが教育を受けられる日はいつ?
昨日のブログに引き続き、再びクイズです。
Q.世界中の子どもが教育を受けられる日はいつでしょうか?
A.世界には約1億2千万人の子どもたちが学校にいけていません。
日本の人口と同じぐらいですね。。
世界の国々の代表が1990年にタイで集まって、2000年には世界中の子どもが教育を受けられるようにと目標を決めました。しかーし、間に合いませんでした。再度、ダカールでその目標を確認して、今度の目標は2015年としました。でも。。。。。このままのペースだと間に合わない!
というわけで、世界中の子どもが基礎教育(読み書き算数の基本的な教育)を受けられるような社会を実現しよう!と世界の国々のNGOや労働組合が中心となって教育のためのグローバルキャンペーンを始めました。
その名も「Global Campaign for Education (GCE)」です。
「世界中の子どもに教育を」キャンペーン
毎年、たくさんの子どもや一般市民や芸能人を巻き込んで、4月の1週間に世界同時でアクションを起そう!という試みを数年前から続けています。政府の意思を動かすのは世論。その世論をもりあげて、政府にもっとコミットしてもらうことを促そう!というのがそのねらいです。
日本でのキャンペーンは今年で3年目。
1年目は、世界中で同じ時間に同じ内容の授業をうける「世界一大きな授業」。
2年目は、子どもたちが中心となって話し合いを行い、政治家へ子どもの声を届けた「子ども国会」。
3年目の今年は、アートを通じて世界の子どもの教育を考える「おともだちパネル」コンテスト&展示を計画。
優秀作品は4月19日(火)~4月24日(日)の間、渋谷区青山の「こどもの城」で展示されます。一般参加者が選ぶ賞もあるので、みなさんこの機会にどんな「おともだち」が出来ているのか、ぜひ見に出かけてください。
私も19日のプレスプレビューと、23日、24日あたりはウロウロしているはず!
19日午前の搬入・設置ボランティアも大募集中!(交通費支給)
「みんなで作って考えよう!世界の子どもと教育のこと」
~おともだちパネル作成ワークショップ~
世界中の子どもに教育をキャンペーンでは、「おともだちパネル」(人型パネル)
コンテスト及び展示を行います。
人型のパネルに世界の子どものことを想って表現した作品を
募集しているのですが、一緒にこのパネルを作成するワーク
ショップを行うことになりました。
世界の子どもと教育を考えるミニ・ワークショップも開催します。
参加費は無料です。お気軽に、参加してください。
日時:2005年4月10日(日)13:00-17:30
会場:日本教育会館
最寄駅:地下鉄都営新宿線・営団半蔵門線神保町駅(A1出口)
下車徒歩3分
プログラム
13:00- 日本教職員組合 5F会議室集合
13:30- 世界の子どもの教育を考える ワークショップ
14:30- 「おともだちパネル」作成時間
17:00- 作成終了・片付け
17:30- 撤収-
持ち物:この作品を作るにあたって使えそうなものなんでもご持参ください。
例えば、パネルを飾る毛糸、布切れ、リボン、ヒモ、新聞紙など。
このイベントは、「世界中のこどもが学校に通えるようにして欲しい」という
気持ちを込めて、参加者に人型パネル作品を製作してもらい、
それを展示し、多くの人にアピールすると同時に、
国会議員にも参加者の声としてアピールするよう働きかけます。
署名という形式張ったものではなく、アートで訴えるというものです。
申し込み・問い合わせは:
「世界中の子どもに教育を」キャンペーン事務局(担当:佐々木)
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6丸幸ビル2Fオックスファムジャパン事務局内
tel: 03-3834-1556 fax: 03-3834-1025 email: kodomo@oxfam.jp