もし、22歳のあの夜に一晩寝ないでACE設立趣意書を書いていなかったら。
もし、22歳のあの秋に「一緒にやらない?」と現事務局長の白木に電話していなかったら。
今の私もACEも、児童労働から救出した1000人以上の子どもの笑顔もなかったかもしれません。
そんな私の経験から、あまりにも多すぎる今の社会の心配事を減らすために
「行動を起こす Take Action」することが、思っているよりは難しくないこと、
そして自分の小さな行動が「違いを生みだす make a
difference」することなど、読んだ人が感じ、NPO/NGOに関わり始める一歩を踏み出す「背中ポン」になることを願って、日々のことを綴っているのがこのブログです。
2004年からブログをはじめ、2013年のACEウェブリニューアルにあわせて引っ越しました!
代表ブログの内容は基本的に私個人の意見・思想ですが、ACEの活動紹介・報告の場にもなっています。
About myself 自分のこと日々是発見
2016年8月11日
子どもたちの夏の思い出にアンパンマンプールに連れて行ってあげたいけれど昨今の体重増加で水着になる踏ん切りがつけられない岩附です。大学時代、週4日のテニスで10%台の体脂肪率だった自分のイメージがぬぐえず、現実を受け入れられません・・・
さて、夏の思い出、みなさんたくさんありますよね。
私の人生の最大のターニングポイントは中2の夏にやってきました。
家族でアメリカで2年間過ごすことになったのです。
当時の私は紡木たくの「ホットロード」「机をステージに」等の漫画に憧れ、そこに出てくる主人公のように髪の毛を染めるという大胆な行動に出ました。今でこそある程度染めている人が多い時代になりましたが、当時1980年代の日本は、駅の混雑でざっと人を見渡せば髪の毛は全員黒い、という時代です。しかも夏休み中にとかではなく、普通に、6月か7月くらいに。そんな茶色い髪で制服を着て都内の私立中学校に通っておりました。
いわゆる反抗期と、興味本位と、「オキシドールを塗ってドライヤーかけると脱色できるらしい」という噂の検証(「髪に何かしてるでしょ!」と親に詰問され、何もしてない、と白を切る私のやりとりを見た5歳下の妹が洗面所からオキシドールを持ってきて「おねいちゃんこれ塗ってた!」と告げ口し親にばれました)でした。
そんな「この子はどうなっちゃうんだろう?」と周囲が心配していた矢先の渡米。
Brookline(ブルックラインと読みます。ニューヨークのブルックリンと似ていますが違います)というボストン郊外の町に住み、その公立高校に通うことになりました。
今思えば、この2年間の経験が、私のモノの見方にすごく影響したと思います。
はじめて「日本人であること」を意識し、「考える」ことを学び、アメリカ社会の自由と寛大さと多様性に触れ、日本以外のシステムを知ったからです。
また当時、勉強が出来る方ではなかったのですが、この2年間の公立学校生活で英語が出来るようになったことは、その後の受験だけでなく、様々な機会において有利になったし、自信になったと思います。
帰国後に受けたTOEFLの点が、一発で父の点数を抜いたときに「オレのおかげだ」と言った父を、なんか張り合ってきて大人げないなと思いましたが(父の留学に家族でついていったのですが、父にとっては何年間もトライしやっと大学院にアプリケーションを送る基準点をクリアしたという経緯がありました)、父に一番感謝しているのはアメリカに連れて行ってくれたことかもしれません。
最近キャリア教育関連のインタビューなどが続き、「高校生にメッセージを!」なんて言われるのですが、そうするといやがおうにも「自分はどうだったけな」と、自分の中学高校時代を振り返ることになります。
こうして振り返ってみると、やはりあの中2の夏が人生最大のターニングポイントだったのではないか、と、40を過ぎた夏に初めて自覚するにいたったため、初の山の日の休日の午前5時にこのブログを更新してみることにしました。
ほとんど英語が出来ない状態で、完全英語の学校生活が始まったわけですが、そのあたりのドラマはおいおい書いていきたいと思います。
まるで温泉の湯船の中を歩いているような錯覚に陥る暑さが続いていますが、みなさま良い夏を!
先週から長女(4歳)、次女(1歳半)が風邪と溶連菌感染、夫も扁桃腺がはれている中、
一人家庭内で菌と瀬戸際の闘いをしている岩附です。
8月8日はACEをNPO法人として「登記」した、NPO法人化の記念日です。
おかげさまで、2005年の暑い日に台東区の事務所にトコトコ歩いて登記しに行ったあの日から、11年を迎えることもが出来ました。ACEを応援し、ご支援いただいてきた会員、サポーター、支援者のみなさまのおかげです。ありがとうございます。
(ちなみにACEの活動をはじめた「発足」は1997年なので、来年20周年を迎えます!)
こういう仕事をしていると「そんな社会のために偉いね!」なんて言っていただくことがあるのですが、私自身は自分が「好きなことをやらせてもらっている」と思っています。
児童労働の問題をなんとかしたい。そのために、その目的達成にまつわるいろんなこと(組織を運営するとか)も含めて、背負い、なんとかその目的を達成に向け近づこうとしている日々です。
昨日、税制の配偶者控除撤廃のニュースを読みながらふと、私にはこれまでNGOの代表以外にいろいろな選択肢があったし、今でも、例えば専業主婦になるという選択肢も、残されていないわけではないのだよな、ということを想っていました。
これまで派遣社員として富士通で働いてみたり、国連組織がどのように動くのかをWFP日本事務所に勤めて垣間見たり、フリーランスの通訳として働いてみたりしました。
元来怠け者で、かつ命令されることがキライな私にとって、NGO代表という職業は、「目的のために一番自分が努力をする」ことができる唯一の形なのかもしれません。もともとが結構いい加減な人間なので、もっといい加減に生きることもできたろうと思います(実際かなり仕事がいい加減だった時代もあります。。)
でもこうして、子どもが病気になって保育園に預けられなくても人に来てもらって仕事に行って、出張の際には義理の母に泊まってもらって、いろんな人に協力してもらってもとにかくこれをやりたい、そういう仕事がある、これを仕事に出来るというのは、本当に恵まれていて、ありがたいことだと思います。
昨日、ウェブサイトのトップページをリニューアルしまして、このブログが以前より目立つところに位置しているため、書かなくてはというプレッシャーを感じて、朝早く起きて、紅茶を入れて、その次にこのブログを書いています。
今年からACEに職員として入ってくれたスタッフが「職員応募の決め手はブログだったかもしれません」なんて言ってくれたので、よし、がんばろう、と思ったのですが、もしかしてこれは怠惰な私にブログを更新させるモチベーションを与えようという高度なあやつり!?
そんな私より数段上手かもしれないスタッフに囲まれながら、これからも頑張っていきたいと思います。
お知らせ・報告資金調達・ファンドレイジング
2016年6月25日
6月25日付の朝日新聞ニュースサイト「フロントランナー」に
インドの人権活動家カイラシュ・サティヤルティさんの記事が掲載されました。
カイラシュさんは30年以上にわたり世界の児童労働問題の解決に取り組んできました。
その功績によって、パキスタンのマララ・ユスフザイ女史と並び、
2014年10月にノーベル平和賞を同時受賞したことでも知られています。
そしてカイラシュさんが主導した「児童労働に反対するグローバルマーチ」は、
世界110カ国以上で行われ、ACE設立のきっかけとなりました。
2016年5月、ACEの招へいによってカイラシュさんが来日しました。
4日間の日本滞在中にカイラシュさんは30件にもおよぶ講演やシンポジウム、懇談会、取材などを
精力的にこなし、政財界のリーダーのみなさんや、これからの時代を担う若い世代や子どもをはじめとする
様々な人たちに向け、児童労働をなくすための行動を呼びかけました。
“Dream, Discover, Do!”
「何かを変えたいなら、大きな夢を持とう」
「自らの能力、力を見出そう」
「今から行動を起こそう」
日本滞在中、日本の私たちに向けて
カイラシュさんはこのようなメッセージを伝えてくれました。
ただ、世の中を変えるためには
大きな力を持っていないといけないということはありません。
友達への口コミでも、SNSへの投稿、シェア、何でもいいのです。
どんな小さなことでも、何かを実行することで、
確実に世の中は良い方向に一歩前進します。
「夢も、希望も、命も奪う。そんな児童労働から子どもを救いたい!」
そんな想いを持って、ACEは2025年までにすべての形態の児童労働を終わらせることが実現するよう
カイラシュさんをはじめ世界の仲間とともに活動していきます。
そこでACEでは児童労働の問題をより多くの方に知ってもらい、
共にアクションを起こしていただきたいという願いから、
6月30日までに300万円の支援を集めることを目標にしたクラウドファンディングに挑戦しています。
クラウドファンディングでのご支援を通して、ACEの活動を応援していただき
「児童労働のない未来」をともにつくっていただけませんか?
皆さまのご支援お待ちしております!
【いいね!やシェアでの応援もお願いします!】
FacebookのSNSでの拡散も、大きな力となります。
ぜひ皆さまのページでACEの活動をシェアして頂き、応援お願いします。
コチラのFacebookページのシェアをお願いします!
今回は福岡での講演に呼ばれて来日。その前に東京に寄っているところをご一緒しています。
カイラシュさんと、前回来日中に開催した来日記念チャリティーパーティの応援団発起人・渋沢さんと。
とても話が弾んでいました。カイラシュさんが企画している活動を、日本からもみんなでサポートして行きたいです!
渋沢さんありがとうございました!
お知らせ・報告アドボカシー/政策提言資金調達・ファンドレイジング
2016年6月16日
私が事務局長を務める児童労働ネットワークでは、昨年51万筆を超える署名を集めました。
2016年6月14日、児童労働ネットワークの堀内光子代表と共に、塩崎恭久厚生労働大臣に、集まった署名を提出し、
①貧困、教育などの国際協力において児童労働にも配慮したプログラムを実施すること、
②日本国内の児童労働問題についても実情の把握と対策の強化を行うこと、
③TPPにも明記されていることから、企業がサプライチェーンの児童労働にも関心を払うよう、政府として国際スタンダードの周知や啓発を行うこと
を要請してまいりました。
児童労働ネットワークは2004年に設立され、21団体が加盟、毎年6月12日の児童労働反対世界デーをはさんだキャンペーンを実施しています。
児童労働に関する意識啓発や、政策提言を、一団体だけではなくネットワーク組織を作って活動していくこと。これもACEのアドボカシー活動のひとつです。
ACEのバリューには「ネットワークを最大限に活かします」という言葉があります。学生の活動としてはじまったACEは、一団体でインパクトが限られると、まだACEの活動自体の予算が100万を超えないときから、このネットワークを構想し、多くの方の協力を得て、2004年に発足にこぎつけました。児童労働ネットワークが今も存在し、毎年児童労働を知ってもらうためのキャンペーンが行えることも、ACEにとって重要なアドボカシー活動のひとつです。
現在、ACEのこのようなアドボカシーも含めた活動への支援を募るクラウドファンディングで寄付を募っています。
このような活動を続けていくためにも、ぜひご支援をお願いします!
塩崎大臣(右から2番目)と児童労働にレッドカード!
塩崎大臣へ署名を手渡すACE代表岩附。
塩崎大臣からは、要請事項に対し省内によく通達するとの旨のご回答を頂きました。
夢も、希望も、命も奪う。そんな児童労働から子どもを救いたい。
なぜ、私が児童労働の問題に取り組むのか。そこには、出会った子どもたちがいます
http://japangiving.jp/p/4280
1998年、ACEを発足させた直後の23歳の時にインドので出会った、児童労働をしていたサディス・クマル君という男の子がいます。
話を聞くと、綿花を糸にする製糸工場で週6日間働いていましたが、給与は5日分しかもらえず、食事は出るが「いつまで食べているんだ」とお皿を投げられたり、仕事で失敗すると、たばこの火を腕に押し付けられたりしたといいます。
話をきいた後に撮った写真。私の左側がサディス・クマル君
「そんな状況を、自分の親に相談しなかったの?」
と私が聞くと、
「しなかった」と。
その理由を聞いて、私は驚きました。
同じ工場で働いていた別の子どもの親が、あまりの労働条件のひどさに、文句を言いに来た。その次の日、その子は働きに現れず、親が探しに来たけれど、どこにも見つからなかった、というのです。
「あの子は殺されてしまったのだと思う」
とサディス・クマル君。
「そういうことがあったから、自分の親には相談しなかったのだ」と。
借金のかたに働かされている子どもたちが多く報告されているインド。鎖につながれたり、監禁されたり、奴隷のように働かされ、暴力にさらされ、命を奪われる子どもたち。サディス・クマル君はそのサバイバーだったのです。
最後に、「将来の夢はなあに?」と聞くと、サディス・クマル君はこう答えました。
「なれるものになるよ、来るもの拒まずだよ」
子どもは夢を持っているものだと思い込んでいた私に、サディス・クマル君が教えてくれたのは、児童労働は、将来への夢や希望も奪ってしまうのだ、という現実です。
それから約18年たった今。世界の児童労働者数は、2億4600万人から1億6800万人(国際労働機関発表)へと、2000年に比べて3分の2まで減少しました。
それでも、9人に1人の子どもが児童労働を強いられている現状があります。インドのテランガナ州でACEが支援を始めたコミュニティでも、村の子どもの約3分の1が児童労働をしていました。
児童労働は15歳未満の義務教育年齢にあたる子どもの違法な労働、また18歳未満の危険・有害労働をさします。国際条約、国内法で途上国でも禁止されていますが、現実は、貧困、教育環境の不備、また子どものケアへの優先順位が家庭でも地域でも国でも低いことが影響して、必要な支援が行き届いていません。人身売買、子ども兵士、子どもの買春、ポルノなども児童労働に含まれます。
その現実を知ってもらいたいと97年大学院1年の時にACEを発足させ、これまで1,520人の子どもを児童労働から救い、13,123人の教育を支援してきました。でも、これではまだまだ足りません。
先月来日した、ノーベル平和賞受賞者カイラシュ・サティヤルティさんが言っていた3つのDという言葉があります。
Dream、夢を持つ、Discover、力を引き出す、Do、今すぐやる!
私のDreamは、子どもたちが児童労働から解放されて、教育を受け、自分の持つ可能性を花開かせることが出来るようになること。
私のDiscoverは、そんな夢を持って活動をはじめたら、多くの人が共感し、支援してくれることが、本当にあるんだということを知ったこと。
そして今の私のDoは、クラウドファンディングにチャレンジすることを通じて、児童労働の問題を伝え、ACEへの支援を募ることです。
6月30日までに300万円を募るというクラウドファンディングにチャレンジしています。金額が目標額に達成しないと、決済が行われず寄付金は0円になるという、厳しいチャレンジです。ご支援をぜひ、お願いします。
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6月12日は児童労働反対世界デー。
実はこの日は、1999年に国際労働機関(ILO)で「最悪の形態の児童労働条約」という新しい児童労働の条約が出来た日なんです。
この条約が出来たことで、児童労働に関する政府の態度が一気に変わり、「隠す」のではなく「あることを認めて、取り組む」ようになりました。
そこまで持っていったのは、5月に来日したカイラシュさんがリードをとって「児童労働
に反対するグローバルマーチ」が98年に世界100か国以上でマーチを行い、世論を喚起し、
多くの人の心と行動を動かしたことが大きかったと思います。
この6か月間のマーチの終着点が、条約を議論しているILOの本部ジュネーブ
でした。私も実際にそこで、条約をどのようなものにするべきかの議論を聞く機会に
恵まれ、また次の年に実際に条約が加盟国の満場一致で採択されると、一気にその条約
を守りますと各国の批准が広がっていき、世界的な関心の高まりがあったことが思い
返されます。
1998年、児童労働に反対するグローバルマーチはNGOとして初めて国際労働機関(ILO)の中に迎えられた
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NPO経営/NGO組織運営お知らせ・報告
2016年1月12日
このたび、国際協力NGOセンター(JANIC)による組織強化大賞の、「女性スタッフの登用・活躍部門賞」を受賞しました!ありがとうございます!
1月19日に開催されるイベントで、プレゼンテーションをさせていただき、当日大賞が選ばれるそうです!ご参加されるみなさん、清き一票をよろしくお願いします!詳しくはウェブサイトをご覧ください!
JANIC組織強化大賞
この受賞はとっても嬉しいです。
専従で働く女性トップ2人が、同じ期に育児休暇をとったらどうなるか?という不安をスタッフのチカラで乗り越え、組織として成果を出すことができたことが評価されたから、だけではなく、この受賞が「女性が活躍する組織でも成長できる」ことを広くメッセージとして伝えてくれるかもしれない、と思うからです。
2015年1月に代表の私が出産。
4月10日に私が復帰した日が、白木が産休に入る前の最後の日。
本当にギリギリのバトンタッチをして、5月に白木が無事出産。育児休暇に入りました。
そうして、8月に決算を迎えましたが、前年度6800万円だった収入が、8100万円に増え、収益も予算以上を達成しました。
組織のトップ2名が同じ期に出産・育児休暇をとっても、組織は成長することができる、ということを、言葉でいうだけではなく、実績として証明したのです。
実は、NGO業界で働いているのは、女性のほうが多いと思います。
でも、事務局長や代表、管理職のレベルになるとなぜか男性のほうが多い。
そこには、なにか見えないハードルがあるのでは、と感じています。
1つは、出産・育児をしながら働きたい本人以外の周辺(上司、同僚など組織の人たち)が感じている「出産・子育てをしながらの女性、あるいはこれからする女性に、この役職をまかせて大丈夫だろうか」という不安。
そしてもう1つは女性自身の「子育てしながらでも管理職はできる」という自信です。
ACEのこの受賞がNGO業界に知られることで、
「だったらうちの組織も事務局長や上司が出産・育児休暇とっても大丈夫じゃないか」
と組織で働く人たち(男性だけではなく、女性も)が思い、
「私もこれから子どもが欲しいけど、それでも管理職にチャレンジしてみよう」と、女性本人が思ってもらえたら。
そう思ってもらえたら、本当にこの賞を受賞した意味があります。
これから日本のNGO界の女性がもっともっと爛々と輝いて、
何かと暗くなりがちな世界を照らしてくれるように願っています。
そして、私にとっても、成長を瞬間風速的に終わらせず、女性が管理職にいる組織だからこそ活動の効率性を高め、学習する組織として変革を続け、成果を出していかなくてはならないという決意を改めてもつ機会になりました。
このような賞をいただくにあたって、まずは日頃から共感し活動を支えていただいてくださっている皆様に感謝を申し上げます。
さらに、2014年から外部講師にとして研修やコーチングなどを通じACEを支えてくださった、チェンジ・エージェントの小田さん、Ideal Leadersの永井さん、丹羽さん、茂木さん、ダイアローグ・アーツの渋谷さんと、一緒にチームとして動いてくれたみなさんに、心よりお礼を申し上げます。ACEの組織強化という側面が初めて評価されたのは、皆様が心を尽くしてご協力をくださったからです。本当にありがとうございました!
2016年3月12日(土)、13日(日)に日本ファンドレイジング協会主催で開催される「ファンドレイジング・日本{FRJ2016] 「枠」を超える。「力」がつながる。」に岩附が登壇予定です。
世界の潮流やファンドレイジングの最新事例、地域の資金循環、最新のNPO向けサービスなどを学べる50を超えるセッションが設けられる予定です。
FRJ2016では、世界で最もグローバルなファンドレイジングネットワークThe Resource AllianceのCEOであるKyla Shawyer氏が初来日し、ウェスティンホテルやヒューレットパッカードをはじめとする500のクライアントのブランディングやコミュニケーションプログラムを成功させ、今では、欧州、アフリカ、アジアなど世界的に活躍し、ユニセフやWFPなど世界的な非営利組織をクライアントにもつBill Toliver氏も登壇します。
FRJ2016とは、アジア最大のファンドレイジング大会であり、ファンドレイジングに関する最新事例、世界の潮流、地域のネットワーク、企業によるサービスなど全てが一堂に会し、「枠」を超え、「力」がつながる場です。
現在申込受付中です!
ぜひふるってご参加ください。
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ファンドレイジング・日本2016{FRJ2016]
「枠」を超える。「力」がつながる。
2016年3月12日(土)、13日(日)
【参加費】
会員早割:14,000+税/通常:19,000+税
一般早割:23,000+税/通常:28,000+税
団体割:会員:12,000+税/一般:21,000+税
(適用要件:10名以上、チャプターもしくは同一団体または同一都道府県内、早割期間のみ)
(同一都道府県内で団体割を適用する場合は、取り纏め代表者が認定・准認定ファンドレイザーのみになります)
懇親会:5,000円+税
【プレイベント】
3月11日(金)
准認定ファンドレイザー必修研修
ファーストカマーオリエンテーション(バディプログラム有り)★
前夜祭(定員150名)★
★印はFRJ2016参加者のみ、ご参加いただけます。
【申込締切】
早割お申し込み・お支払い締切:2015年12月18日(土)
お申し込み・お支払い締切:2016年2月9日(土)(火)
【場 所】芝浦工業大学豊洲キャンパス
〒135-8548 東京都江東区豊洲3-7-5
(インターン 青木)
NPO経営/NGO組織運営日々是発見資金調達・ファンドレイジング
2015年12月17日
今年から12月は寄付月間!ということで、寄付月間推進委員会主催のシンポジウムに12月7日に登壇して、お話ししてきました!
私が話した時間はとても短かったのですが、何名かの方が「とっても印象に残った」「一生懸命メモした」「あのフレーズ、もう一回確認させてください」と終わった後に来てくれたり、Facebookでコメントをいただいたりしたので、もう一度ここに書いておこうと思います。
この日に考えたことも含めて、3点。1)寄付をお願いする側のマインド、2)日本の寄付文化、3)著名人と隠匿の美について、です。
‥続きを読む
11月30日発売の雑誌「AERA」に、
早稲田大学で岩附も登壇した「公共ネットワーク研究会」主催のシンポジウムの様子が掲載されました。
シンポジウムで岩附は、児童労働と日本の関係やJKビジネスについて指摘し、子どもの権利条約について教える時期などについて発言。
パネリストらは議論を通じて、子どもの権利ついて政治的な意思表明をするおとなが増えることが大切と主張されました。
マッチこと近藤真彦さんが表紙に載っています。
ぜひお手に取ってご覧ください。
(代表アシスタント・インターン 青木)
11月よりインターンで代表アシスタントをしている青木です。
これから岩附に代わって、イベントやメディア情報等を掲載していきます。
よろしくお願いします!
—
今月の岩附の登壇情報をお知らせいたします。
◎12月5日(土)10:00 ~ 12:45
~自分からコミットできる社会課題に出会い、明日からできるアクションを見つけよう!!!~コモンズ「ソーシャル・アクション」白熱教室
主催:コモンズ投信
場所:文京学院大学
イベント概要:社会企業家、企業が集まり、それぞれが取り組む社会課題について発信、参加者の方々に色々な社会的課題に気づいていただき、ソーシャル・アクションを促すというイベントです。テーマ別の部屋に分かれて、超高齢化、少子化、教育、途上国 認知症、ダイバーシティー等などの分野で活動する社会企業家や企業から、取り組んでいる社会課題、課題の背景、解決への道、参画方法などの話を聞くことができます。
岩附は社会企業家として「~児童労働のない未来を~」というテーマで講演します!
◎12月7日(月)14:00 ~ 16:00
寄付月間~Giving December~記念シンポジウム「ここから、日本の新しい時代の扉を開けよう」
主催:Japan Giving
場所:国連大学 ウ・タント
イベント概要:日本の歴史上、初めてとなる「寄付月間~Giving December~」の象徴となり記念シンポジウム。寄付推進に関わるトップランナーが一堂に集まり、日本のこれまでの寄付、そしてこれからの未来を語り合います。
「欲しい未来に、寄付を贈ろう」というテーマで、寄付のこれまで、これからの未来について考えるオープニングセッションに岩附が登壇します。
12月の登壇情報は以上です。
3か月の出産・育児休暇から復帰しました。
子どもが2人になって、さらに複雑な仕事・家事・育児のジャグリングを成功させることができるのか、また事務局長の白木が4月から出産・育児休暇に入るので、その仕事を私が引き継ぎうまく事務所をまわしていけるのか、「わたし、大丈夫か?」と不安に思っていた復帰前。
「なんとかいけそう」
というのがこの数週間を振り返っての感想です(笑)。
そして、自分も、組織も、次のステージへ向かう準備が整った感があります。
詳しくは、このブログ、FacebookやACEの活動を通じ徐々にみなさんにお伝えしていきたいと思いますが、過去10年ぐらいで一番いい精神状態かも(笑)。
このブログも少しづつ、また更新していきたいと思います。
私には2歳になる子どもが1人います。
そして、実はまた新しい命を授かり、1月に出産を予定しています。
子どもを授かること自体が本当に幸運なことなのだと気付いたのが30代後半でした。
2007年に32歳で結婚してから、しばらくは子どもができないように注意していました。2008年のG8サミットに向けた活動で重責を担うことになり、いまここで妊娠したら大変!と思っていたからです。
しかし年齢も年齢なので、40歳までには・・・と思ってその後トライしてみても、すぐ出来ると思っていた子どもがなかなかできませんでした。調べてみても、はっきりとした原因があるわけでもなく、不妊治療も試みましたが、なかなかうまくいきません。子どもを授かるということが、どれほど奇跡的なことなのかを、身を持って知りました。このまま出来なかったらどうしよう、先延ばしにしなければよかった、など、いろいろな不安や後悔がよぎりました。
幸い、2011年に子宮筋腫の手術をした後、自然妊娠し、その子どもがいま2歳。そして、また新しい命を授かることができました。現在妊娠9カ月。お腹の子どもは、日々ぐるぐると動いて、生まれてくる準備に勤しんでいるようです。
今回の妊娠がわかった5月、私の心情は複雑でした。出来れば子どもは2人欲しいなぁ、という想いはあったのですが、まさか!という感じの妊娠だったので、正直「嬉しい」よりも「どうしよう」という気持ちのほうが大きかったのが事実です。子育てと仕事の両立のジャグリングにも慣れてきて、10月にはインド出張に行くつもりで、来年に向けてバリバリ働くぞー!、という気持ちと、相棒の白木も結婚したばかりで、これから出産をするかもしれない、という想定がある中で、私だけ先に2人目なんて・・・、と。財政的にも課題が多く、自分が仕事を休むことの影響を考えると、ただでさえ十分な責任を果たせてない気がするのに、どうしよう、言えない・・・というような気持ちでした。スタッフに話して、みなが喜び理解を示してくれるまでは、申し訳ない気持ちのほうが大きかったのです。
それに加え、5月~7月は、前回よりもひどいツワリで、でも妊娠初期なのでなかなか説明も出来ず、しかし講演など代わってもらえるものでもなく、頭がまわらずしんどい中で仕事をしながら、かなりどんよりとした2か月半を過ごしました。8月からは、妊娠糖尿病と診断されて血糖値を測らなければならず、高齢出産のハイリスクさを身を持って知りました。先月、今月は妊娠後期に入り免疫力が低くなっているのか、風邪をひいたり体調を崩したりして、かなりまわりに迷惑をかけてしまいました。
そんなこんなの妊娠生活でしたが、幸い赤ちゃんは順調に育っていて、うまくいけばあとちょうど1カ月で、生れてきます。1月から3月末まで、出産・育児休暇をいただき、4月から職場復帰する予定です。関係者のみなさまにはご迷惑をおかけすることもあると思いますが、新しい命を授かったことに喜び、出産後の体調を立て直しながら、少しの間赤ちゃんとの時間を過ごさせていただきます。ご理解・ご協力をどうぞよろしくお願いします。
というわけで、4つめのサンキューは、神様のお計らいへ。
神様、命を授けてくれて、サンキューです!
児童労働日々是発見資金調達・ファンドレイジング
2014年11月7日
本日大阪でCSRがテーマの企業向けの講演だったのですが、ACEとしてあまり周知できていなかったにも関わらず、ACEマンスリーサポーターの方が2名話を聞きに来てくれました!おひとりの方とは本日初対面で、どういうきっかけでマンスリーサポーターになってくださったのかをお聞きし、ACEがなかったら出会っていなかったであろうそのつながりが出来たことに、あらためて嬉しいな、と思いました。もうひとりの方は、もう長年ACEのご支援をいただいている女性。先日電話でもお話したばかりだったので、子育ての話などプライベートなこと含め顔を見てお話が出来てうれしかったです。
というわけで3つめのサンキューは、ACEを応援してくれているマンスリーサポーター、会員、寄付者のみなさんへの、ありがとうです。
ACEにはサポーター・会員あわせて定期的にご寄付・会費をいただいている支援者の方々が約500名いらっしゃいます。みなさんが私たちを信じてお金を託して下さっているからこそ、私たちは活動を続けることができます
またこれまで大口の寄付をいただき、助けられたこともありました。
ACEが法人化を目指していた2004年、どうしても1人事務局員を置きたいので、お金が必要なんです!とお願いし、300万円をご寄付くださったHさん。あのお金がなかったら、今事務局長をしている白木が会社を辞めてACEの専従になることは出来なかったですし、その頃からACEの活動が発展を見せたことを考えると、あの300万がなかったら、今のACEはなかったといっても過言ではありません。
印税を寄付したいと電話をかけてきてくれたMさん。その時はちょうどあてにしていた助成金に落ちた時で、とても資金に困っていました。助成金に落ちたという知らせを出張中のガーナで受けた時のショックは今でも覚えています。Mさんに相談して、その助成金で出せるはずだった人件費に充てさせてもらうことを了承してもらい、ご寄付をいたただき、なんとか息を吹き返しました。やはり、あの時あのご寄付がなかったら、今活躍しているあのスタッフの活躍もなかったかもしれません。
ビジョンサポーターという制度を作って、10万円単位のご寄付をお願いにいった時。10万円という金額は、そうそうさっと出せるものではありません。しかし、「せっかくきてもらったし、ご寄付しましょう」と快くご寄付を申し出てくださった人生の先輩の方々にも、本当に励まされました。ご寄付をいただくというのは、私たちの活動の価値、効果を認めていただき、ACEの存在価値を証明して下さるものだからです。
法人からのご寄付も、やはり人との信頼関係があってこそ。現在インドで実施しているピース・インドプロジェクトも、ご提案させていただき、組織として支援を決定していただいた当時のご担当者なしには、はじめられなかったと思います。またガーナのプロジェクトも、児童労働に取り組むACEをパートナー団体にしようという当時の森永製菓の1チョコfor1スマイルご担当者のご決断がなかったら、支援地拡大は出来ていませんでしたし、その次のご担当者が実現してくださった支援地のカカオを使ったチョコレートへの道も、開けなかったと思います。
こうしてみると、本当に多くの方々に支えられてきましたし、今も支えられていることを感じます。ご寄付をいただくというのは、その方の「児童労働をなくしたい」というお気持ちを私たちがお金という形で受け取り、事業を実施してその夢に向かって実現させていくということだと思っています。
私のモットーは「人とつながり、力を引き出し、社会をかえるエネルギーを生み出す」こと。ご寄付をいただくのも、その方とつながり、その方、あるいはその方の所属する組織の力(ご寄付)を引き出し、児童労働のない未来に向けて使わせていただくこと、と置き変えてみれば、その通りなのかもしれません。
私が目指しているのは「1人1人の可能性が花開く社会」です。そのためには、教育が必要で、それを阻害するのが児童労働です。
児童労働に反対するグローバルマーチに参加していたフィリピンのごみ山に住んでいる女の子を、数年後に訪ねたことがありました。ジェシカという女の子で、彼女はNGOの支援を受けて大学に通っていました。
建築を学んでいる彼女に「教育ってどんな意味があると思う?」と聞いたら、「教育を受けなかったら、自分が建築に興味があって、好きだってことがわからなかったと思う」と言っていました。自分の可能性を知り、それを開花させるためには、教育の機会が必要です。1人でも多くの子どもが児童労働から解放され、教育を受けて、自分の将来を希望を持って語れるようになる、それが私の夢です。
39のサンキューの3つめは、これまでご支援くださったみなさんへ。
本当に、本当に、ありがとうございます。
しかし、夢を実現させるためには、まだまだ多くの個人、法人のご支援を必要としてい
ます。これからご寄付いただくみなまには、Thank you in advanceということで!
前もって、そのご支援にここで感謝し、3つめのサンキューとしたいと思います!
今週は講演ウィーク。水、木、金と3連ちゃんでした。
大阪出張の帰りの新幹線で、このブログ記事を書いています。
火曜日に行った講演は、我が母校、桐朋女子の中学2年生の総合的学習の時間。卒業生が9人も呼ばれていて、中学2年生のみなさんが誰の話を聞きたいか自分で選んで、在校中に学んだことや、今やっている仕事の話を聞く、というものでした。
卒業してから、話をしにいくのはこれで3度目です。こんな形で母校に戻ることがあるとは、思っていなかったなぁ。
講演は、はじめに私の桐朋生活の写真等をちょっと見せて、桐朋の思い出を振りかえってから、今の仕事の話をしました。
1年の最大のイベントである体育祭で、応援企画をしていたこと、800メートル障害リレーで新記録を出したことなど、もっぱら授業外活動でいかにいろいろなことを学んだか、気付けば今も「みんなで何かを成し遂げる」ということが好きという話をしました。女子高にもいろいろなタイプがあると思いますが、桐朋女子はアクティブな、そしてゴーイングマイウェイな子が多いような気がします。5月の体育祭は学年対抗なので、中1から高3の6学年対抗でだいたい高2か高3が勝つことになります。それ以外にも文化祭(9月頃)は高校3年英が一番盛り上がりますし(受験なのに!)、それなりにみんな進学するのですが、勉強以外のことも熱心な学校だったのです。
私は優等生タイプではなく、校則違反のリュックを校長先生に直に怒られたり、ピアスを注意されたり、授業中もぺちゃくちゃしゃべったりと、どちらかというとよく怒られていたかもしれません。でも今振り返ると、それがいやな怒り方じゃなかったな、と思います。大人になってから改めて、いい先生たちだったのだな、と思います。
実は私は小学校から桐朋なのですが、今年の夏には、校舎が建て替えのため壊されるということで同窓会があり、そこでも懐かしいみんなや、大好きだった先生との対面をして、楽しい時を過ごしました。この小学校の担任だったO先生も、私たちが初めて担任を持ったクラスだったこともあり、本当に愛情を注いでくれました。親や親族以外に最も愛情を注いでくれた初めの人だったかもしれません。卒業式の時に「僕はみんなを愛しています」と言われたので、親族以外で愛しているといわれた男性は、O先生がはじめてです(笑)。
そして、何よりもかけがえのない財産が、友達です。
ちょうど先週末には「ダブル成人式」と題し、桐朋女子の卒業生が20人以上集まって、みんなで食事会をしました。海外で暮らしている友達の帰国にあわせて集まり、夜の部では、久々の人も含め、これまでの人生の岐路を振り返り、うひゃーそれは大変だったね!よくがんばった!とたたえ、これからの人生の健闘を祈って!?わかれました。今はFacebookでつながっている同級生も多く、なんとなくお互いの状況がわかっていることもあって、久々に会ってもそんな感じが全くしないのですが、きっとFBがなくてもすぐうちとけて話せて、お互い「変わってないねー!」って思えるのが、桐朋生の楽しく楽なところです。考えてみれば、なかなか人に話せない家族のことや、人生の迷っている時に、相談したい友達は、桐朋生が多いかもしれません。
6歳から、もしくは12歳からのつきあいで、これまでの恋愛遍歴!などを含め互いに知っている特に仲の良い友達たちは、そこにある安心感と信頼度は家族同様、いやそれ以上かもしれません。
というわけで、39のサンキューの2つ目は、桐朋にサンキュー!
私の人格形成に大きな影響を与え、人生のかけがえのない友を作ってくれた学校。
特に今年は、40を目前にしてその影響がいかに大きかったか、実感した1年でした。
<高校3年生の体育祭。ドラクロワの絵は放課後残って美術部の子たち中心にみんなで絵を塗りました。この前で
学年350人でひとつのパフォーマンスをくりひろげる「応援」を企画し、指導するのが応援企画です。この写真は多分、優勝が決まって、みんなで記念写真をとっているところ。私は真中らへんでピンクのTシャツを着てます。本当はかけてはいけないパーマがかかってます>
NGOの裏話NPO経営/NGO組織運営日々是発見
2014年11月2日
2014年10月10日に発表されたノーベル平和賞は、本当にうれしいサプライズでした。
マララさんら2人と発表された「ら2人」のほうのカイラシュ・サティヤルティさんは、
実はACEを立ち上げたきっかとなった人だったからです。(ちなみに取材が殺到して、
大変でした。。。)
実は私がACEをはじめたのは、カイラシュさんが世界中に賛同を呼びかけた
「児童労働に反対するグローバルマーチ」が発端です。
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昨年、39歳になった時に「記念に39のサンキュー(39)を書いてみる」と
Facebookで始めたものの、途中になっていた「39のサンキュー」プロジェクト。
何度も思い出しては書き続けられずにいたのですが、昨日のこと。
もう11月1日かぁ、今年もあと2カ月、私の誕生日まであと1カ月半か、、、、
ハッ!
このままでは39のサンキューを書き終わる前に40歳になってしまう!
ということに気づきました。
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お知らせ・報告児童労働日々是発見資金調達・ファンドレイジング
2014年10月16日
昨晩は、2014年のノーベル平和賞が発表になってから初めての講演でした。講演の最後にご支援をお願いしたのですが、ちょっと言い足りなかったな、と感じたのでブログにも書いておこうと思います。
10月10日の夜から昨日まで、ノーベル平和賞を受賞したカイラシュ・サティヤルティさんに関する取材をTV、新聞各社から受ける中で思い出したのが、1998年の「児童労働に反対するグローバルマーチ」が実施された時にカイラシュさんが語った言葉です。
正確には
「児童労働がなくならないのは貧困が理由ではない。
政治的意志が足りないから、児童労働がなくならないのだ」
英語では、“Lack of political will”とおっしゃってました。
私は、カイラシュさんのこの言葉に、すごく納得しました。
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お知らせ・報告メディア掲載
2014年10月10日
ノーベル平和賞が発表になりました!
マララさんとノーベル平和賞を同時受賞されたカイラシュ・サティヤルティさん(Kailash Satyarthi)は、私たちACEにとって、立ち上げのきっかけとなった恩師であり、児童労働問題に取り組む先輩であり、尊敬する人物です。
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